2004年09月26日

パレスチナのろう者

 9/23に横浜のかながわ県民センターでパレスチナ子どものキャンペーンのボランティアでアトファルナろう学校へ行って来た横浜ろう学校の先生の糟谷幸美先生の講演があった。内容は以下の通り。

 アトファルナろう学校は、人口約120万人のガザ市の市街地にある。市街地は山手線の内側とほぼ同様の広さとなっている。
ろう学校では、手話を第一言語として教育を行っているそうだ。大変好ましい事であると思った。
ろう学校の雰囲気をビデオで放映していたが、手話を使って、明るくノビノビと会話していたのが大変印象に残った。アメリカのギャローデット大学の様に手話がアチコチ飛び交っていた。手話は、ASLとパレスチナ手話の2つが使われているそうだ。パレスチナ手話は地方によって異なる手話が使われていたらしいが、2年ぐらい前に統一されたそうです。日本のようなろう協会のような集まりがないので、なかなか統一されなかったのであろう。

 イスラエル軍によって、多くの人が殺され、多くの人が嘆いている。
また、夜になると機関銃のような音が、毎日、”ダダダダダダダダ”と聞こえるそうで、(ビデオでもその音がしていた。余りいい音ではない。警告のために掃射しているらしい。)ガザ地区の人々は、慢性睡眠不足だそうで、ひどい人となるとオネショや夢遊病になったりするそうな。かなり辛い状況であるにも関わらず、多くの人が強く生きているのが大変印象に残った。講演で強調していたのが、人口の半分以上が子供であり、子供たちの笑顔が大人たちを勇気付け、明るくしているのだそうだ。だから、子供たちを支援しているのだそうだ。なぜ、子供をまず支援しているのか、理由が良く分かった。

 テロリストが悪いのではなくて、テロリストに"殺さなければならない対象”を植え付ける人が悪いのだという話が印象に残った。ごくわずかの人のエゴによって、多くの罪の無い人が殺されるのは、大変悲しい話であると思った。シオニズムという言葉をはじめて知ったが、これを支援するのは、アメリカだそうな。このため、イスラエル軍は、圧倒的な兵力を持って、パレスチナを迫害しているそうだ。

 イスラエル人の全ての人がこの事実を知っているわけではなく、イスラエル軍が自爆テロを防ぐために、色々と守ってくれているとしか思っていないそうな。イスラエル軍が、撃ったのに自爆しましたと、イスラエル新聞には載るらしい。余りにも日常茶飯事のことなので、各国のマスコミは取り上げようとしないらしい。視聴率を考えると、儲けにならないのも理由であるらしい。マスコミが前から事実を歪曲しているという事は、経験から知っていたが、このような重大な問題をきちんと報道しないのには、憤りを覚える。ジャーナリストの土井さんは、マスコミも利用する事が重要だとおっしゃっていた。確かに、広報する手段を考えたら、マスコミは重要だが、インターネットの力を利用して何とかできないものだろうかと考えている。

 講演には出てきていなかったが、イスラエル側にも言い分があることを追記しておく。一部の活動家による自爆テロは実在しており、イスラエルにとっては、非常に脅威となっていることは、事実であり、そのために、イスラエル軍が武器を取って人を殺さなければならないようである。ただ、罪の無い一般の市民も巻き添えになるのは、何とも胸が痛い話である。

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2004年09月20日

手話誕生(at ニカラグア)

Experts Study New Sign Language System

A new system of sign language developed by deaf children in Nicaragua may hold clues about the evolution of languages. ニカラグアでろうの子どもたちが新しい手話を発明したそうな。これが、言語の生成、発達について手がかりとなるかもしれないそうな。

 言語学が発展した現在では、このようなケースは珍事だと思う。何らかの手かがりとなることを期待している。それと同時に、未だに手話のない国があるという事実にちょっと胸が痛くなった。ろう者が自分の気持ちを思うように表せる言語が手話であると私は思っている。それができないということは、どんなに不幸なことだろうか…少しでも多くの国がニカラグアのように自発的に手話を産み出すようにと願ってやまない。

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2004年09月12日

Bush vs. Jesus

 アメリカならではのユーモアセンスたっぷりのジョークではあるが、ちょっとやりすぎかなという感じはする。ブッシュ大統領が、自分の所属する教会の牧師の反対を押し切ってイランとの戦争をはじめたのは良く知られた話である。権力が大きくなればなるほど、人間中心となりがちで気を付けばければならないと思う。

 Though it is enough joke in an American humor sense, I feel that it is a little done too much. It is well-known story that the President Bush opposite to the his minister and begin the war with Iran. As the power grows bigger, it tends to become a selfish, and I think that he must be modest more.

Bush vs. Jesus

Jesus wrong on social services. Wrong on crime. Wrong on defense. Wrong for America.

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2004年09月07日

すずがくれた音

 今日から、TBSで聴導犬関連の番組が始まった。日本聴導犬協会が協力した番組でもある。ちなみにかみさんが、手話の指導をちょっとだけしたとのことである。

愛の劇場『すずがくれた音』

 主人公の主婦・風祭麻子には愛の劇場初主演となる高田万由子。ズボラで家事は苦手だが、涙もろく、思い込んだら一途な母親を体当たりで演じている。
 撮影には社会福祉法人日本聴導犬協会の協力を得て実際に聴導犬の候補となっている子犬を使い、出演者・スタッフが大切に育て、接してきた。収録が終わった現在は聴導犬になるための訓練を受けている。
登場人物は、実在の人物を脚色したそうな。僕は、当の本人を知っているので、ニヤニヤと笑いながら見るだろう…ともかく、関係者は、何日間も撮影所に缶詰になって撮影したそうで、お疲れ様でした!!

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2004年09月03日

ソースネクストの大人のセンター試験

知的資本家の心得経由で、ソースネクストさんが、雑学診断テストの「大人のセンター試験」をやっていることを知って早速やってみました。幅広いジャンルから出題されていて、大変難しかったです。

ソースネクストの大人のセンター試験

ちなみに結果は、以下の通りでした。ぼろぼろでした。ビリから数えた方が早いです。
それにしても皆さん博識ですね~。って僕が何も知らないだけ?

-- 結果発表 ----------------------------------------------------------
 ハンドル名 : べええ さん
 大人点数 : 46点/200点中
 正当数 : 6問/20問中
 正解回答平均速度 : 2.91秒
 大人順位 : 12851位/13316人中

まだまだ挽回の余地ありです。「大人になりたい」という気持ちがあればぐんぐ
ん成長するでしょう。あきらめずにがんばりましょう。
ただあなたは瞬発力があります。正答率はいまいちなものの、回答のスピードは
一流です。知識力が身に付けば怖いものナシです。
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なお、受験には「ソースネクスト・ドットコム」のメールニュース会員になることが必要で、会員は無料で受講できるそうです。結果はメールで送られます。正答と解説もついています。是非挑戦して見てください。

Posted by besus at 02:58 | Comments (0) | TrackBack

新顔

 新顔が入りました。キャメル・シュリンプです。かみさんの要望で購入しました。とってもキュートなえびです。

Posted by besus at 00:46 | Comments (0) | TrackBack